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家族葬に参列するのはどの範囲?葬儀にお呼びできない方への対応

「家族葬の場合は参列者をどこまで呼べばよいか」

家族葬を決めた場合に、悩む問題のひとつです。

実は、葬儀を後から知らされた方や参列できなかった方から

「どうして呼んでくれなかったのか?」

「葬儀に呼ばないなんて冷たい」

などの苦情が寄せられることもめずらしくありません。

昨今、増えている家族葬。一般的な家族葬への参列者の範囲と、どうしてもお呼びできなかった方への対応についてご紹介します。

家族葬の参列者の範囲

「参列者をどこまで呼ぶか」については、喪主・ご遺族の判断にゆだねられます。

「家族葬」という名称から、ご家族・親族のみが参列するように考えられがちですが、故人と親しいご友人に参列いただく場合もあります。

そうなってくると難しくなるのが、葬儀にお呼びする方の範囲。
「あの人にもお声がけをしたほうがいいのか…」と迷ってしまうこともあるでしょう。

家族葬は葬儀社のプランや会場の都合上、参列者が多すぎる場合は別途料金が発生したり、会場に収まりきらない場合があります。

お呼びする範囲に「決まりはない」と言っても、だれにでもお声がけするというわけにもいきません。

そこで、お声がけする範囲に迷ったときの判断基準を3つご提案します。

続柄・故人の希望・迷ったときは…

  1. 故人の二親等まで(故人からみて兄弟姉妹、孫)の範囲の親族
  2. 事前相談やエンディングノートに記された故人の希望を優先する
  3. お誘いするべきか迷った場合はお声がけする

それでも、判断に迷うときには「故人が最後に会いたい人か」を考えてお声がけしてみましょう。

お声がけをする方のリストを用意し、当初の予定よりも参列者が多くなりそうな場合は、葬儀社へ相談し、参列者の人数に適した会場を用意してもらいましょう。

仙台典礼では、参列者の人数にあわせて2つの家族葬ホールを用意しております。
ぜひ、ご相談ください。

葬儀に呼ばない方へできる配慮5つ

家族葬では会場や費用の関係上、葬儀にどうしてもお呼びできない方もでてくるでしょう。

生前に親しくしていた方たちの中には、葬儀で最後のお別れをしたいと望む方もいらっしゃいます。
参列できなかったことを悔やむ気持ちから、遺族に対し「どうして私を呼んでくれなかったのか」とわだかまりを持ったり、葬儀に呼ばなかった遠縁の親族からクレームがあり、親族トラブルへ発展してしまうケースも聞き及んでいます。

クレームの元をただせば「葬儀に参列できなかったこと」になりますので、葬儀におよびしなかった方たちにこそ配慮が必要となってくるのです。

葬儀にお呼びできない方への対応として、以下のようなものがあります。

葬儀に呼ばない方へできる配慮5つ

  • 葬儀に呼ばない方たちへ、家族葬で済ませる旨を連絡する
  • 香典を辞退する場合は事前に伝える
  • お呼びできない共通の理由を説明できるようにしておく
  • 後日、弔問を希望された場合は予定を確認しておく
  • 葬儀後に改めて、故人への配慮いただいたことへの感謝を伝える

葬儀にお呼びできない方には、事前に家族葬への理解をいただいたり、葬儀後には葬儀をぶじに終えたことを報告し、お手紙や電話などで感謝の意を伝えるとよいでしょう。

家族葬にお呼びできない方への対応を丁寧に

家族葬儀は「近親者だけでゆっくりと最後のお別れができる」「一般葬より手間がかからず遺族の負担が軽減できる」などのメリットがあります。

一方で、故人が生前に親しくしていた方から葬儀に呼ばなかったことで、遺族が非難されるケースもあります。

家族葬を選ぶ場合には、お呼びできない方への事前の説明や葬儀後に丁寧な対応を心がけ、不要なトラブルを防ぎましょう。

仙台典礼では「もしも」の時に備えた、葬儀の事前相談をおすすめしております。
一般葬と家族葬の違いから、葬儀の参列をご案内する方の範囲などについてのご相談も、スタッフが丁寧に対応しております。

ぜひ、お気軽にご相談ください。