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【葬儀後に考える実家じまい】空き家を放置しないための心得と相談先

葬儀後に残される「実家」という課題

ご葬儀を終えると、ようやく一区切りついたように感じられるかもしれません。
しかし、その後に待っているのは「実家をどうするか」という現実的な問題です。

  • 「もう誰も住まなくなった実家をどうすればいいのか…」

  • 「遠方にあるので管理できない」

  • 「親族と意見がまとまらない」

こうした悩みは、決して珍しいことではありません。葬儀という大きな出来事を乗り越えた後だからこそ、心身ともに疲れてしまい、先延ばしにしてしまう方も多いのです。

けれども、空き家を放置することには、思いのほか大きなリスクがあります。


空き家を放置すると、こんなリスクが…

実家を空き家のままにしておくと、次のような問題が起こりやすくなります。

  • 固定資産税や光熱費など、費用の負担が続く

  • 換気や通水がされず、雨漏りやカビなどで劣化が加速

  • 雑草や害虫、不審者の侵入などで近隣トラブルの原因に

  • 放火や不法投棄など、防犯・防災上のリスク

こうした課題に対応するために空家等対策特別措置法(空家法)」が制定されました。
適切に管理されない空き家は「特定空家」に指定され、固定資産税の優遇が外れる可能性もあります。

「まだ大丈夫」と後回しにしてしまうと、金銭的にも精神的にも負担が増えてしまうのです。

相続登記の義務化もスタート

さらに2024年からは、不動産の相続登記が義務化されました。

相続が発生したら 3年以内に名義変更を行う必要があり、怠れば10万円以下の過料が科されることもあります。

これまでのように「名義をそのままにしておく」という選択肢は通用しません。

「相続登記をしていないために売却ができない」「いざ解体しようとしたら手続きが進まない」といったトラブルを防ぐためにも、早めの対応が不可欠です。

実家じまいの方法と費用感

「実家じまい」と一口に言っても、方法はいくつかあります。状況に合わせて選択肢を考えることが大切です。

1. 売却する

もっとも一般的な方法です。維持費から解放されるメリットが大きく、古い住宅は更地にしてから売ることもあります。

  • 不動産会社への仲介手数料:約数十万円

  • 古い家の場合は解体費用(100〜150万円程度)が発生するケースあり

2. 解体して更地にする

老朽化が進んでいる場合に有効です。土地の活用や売却の可能性が広がります。

  • 木造30坪で120〜150万円程度が目安

3. 賃貸や管理サービスを利用する

「すぐに手放せない」という場合は、外部の管理会社に依頼して換気や清掃を行う方法もあります。

  • 管理サービス:月1万円前後から依頼可能

どの方法を選んでも、相続登記の手続きや税務の扱いが関わるため、専門知識が必要になります。

「思い出」と「現実」の狭間で悩むときに

実家じまいが難しいのは、単なる不動産処分ではなく、思い出が詰まった大切な場所をどうするかという感情が伴うからです。

  • 「できれば残したいけれど、現実的には管理できない」

  • 「兄弟姉妹で意見が分かれてしまう」

こうした声は多く寄せられます。悩みを一人で抱え込むと、答えを出すまでに大きな負担がかかってしまいます。

だからこそ、専門家に相談しながら、家族でじっくり話し合うことが大切なのです。

仙台典礼がお手伝いできること

仙台典礼は葬儀をお手伝いするだけでなく、葬儀後の暮らしに関わる不安にも寄り添いたいと考えています。

実家じまいについても、信頼できる相続や不動産の専門家をご紹介することが可能です。

また、「てんれい会員」にご登録いただくと、相続に関する初回相談を無料で受けられる特典があります。

「何から始めればいいかわからない」という段階でも、専門家のアドバイスを受けることで、安心して一歩を踏み出すことができます。


実家じまいの不安を相談することから始めましょう

葬儀を終えるとホッとする一方で、実家じまいという新たな課題が残ります。

空き家を放置すれば費用やリスクが増えるばかり。相続登記の義務化も始まり、後回しにできない時代になりました。

不安を感じたときは、信頼できる専門家に相談することが最も安心な一歩です。

仙台典礼は、皆さまを適切な相談先へつなぐ「橋渡し役」として寄り添い続けます。

ぜひ、てんれい会員の特典を活用しながら、後悔のない実家じまいを進めていただければ幸いです。