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まだ早い?「親の葬儀」の備え

「まさか、自分が30代で親を見送ることになるなんて…。まだ先のことだと思っていました。」

こうした声を耳にすることは少なくありません。

日本人の平均寿命は延び、年齢を重ねても元気な方が増えています。
自分の親も長生きすると自然に思い込んでしまうのも無理はありません。

しかし、「自分も親もまだ若いから葬儀は関係ない」と思っていた矢先、突然の病気や事故で親を亡くし、深い悲しみの中で葬儀を手配しなければならなかった方も多くいます。

例えば、先日ご相談を受けた30代のAさんも、「こんなに早く親とお別れすることになるなんて…」と、呆然とされていました。どの葬儀社に連絡すればいいのか、費用はどれくらいかかるのか、喪主は誰が務めるのか…。事前準備をしていなかったため、短時間で多くの決断を迫られ、大きな負担を抱えたそうです。

「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、もしもの備えをしておくことは、残された家族にとっても大切なことです。

今回は、20代・30代の方に知っておいてほしい「親の葬儀の準備」について考えていきましょう。

親が元気なうちにはじめたい「葬儀」の事前準備

1. いざという時の負担を減らし、後悔しないために

突然の訃報は、それだけでも大きな精神的ショックを伴います。
加えて、葬儀は亡くなってから数日以内という短期間で進めなければならないため、何も準備がないまま、葬儀社選びや費用の手配、親族への連絡をすることになります。

20代・30代の方は、葬儀の経験がほとんどない上に、仕事や育児、家事などに追われる中で突然の葬儀手配をしなければならない可能性があります。

「親の葬儀について話すなんて縁起が悪い」と考えがちですが、いざという時に備えて情報を集め、親御さんと話をしておくことで、後々の負担が軽減されるだけでなく、「もっとこうしてあげればよかった」という後悔を防ぐことにつながります。

2. 親の意向を知っておくことでトラブルを防ぐ

葬儀の形式や規模、宗旨宗派などは人によって異なります。
親御さんの希望を聞かないまま葬儀を進めると、「もっと盛大にしてあげたかった」「家族葬を希望していたのに…」といったすれ違いが起こることがあります。兄弟や親族間で意見が割れる原因にもなるため、元気なうちに「希望する葬儀の形」をさりげなく聞いておくことが大切です。

3. 終活やエンディングノートを活用する

近年、「終活」という言葉が広まり、エンディングノートを活用する方も増えています。とはいえ、書き残しただけで家族が内容を知らないケースも少なくありません。

「まだまだ元気だと思っていた親が、実は終活を考えていた」と気づくことで、今後の関わり方について考えるきっかけにもなります。

また、不動産や保険について相談をしたいことがあるかもしれませんし、昔の写真をデジタル化するなど、子どもが手伝えることもあります。親がどんなサポートを求めているのかを聞くことで、必要な準備が明確になるでしょう。

「葬儀の準備」というと、気構えてしまいますが「最近、困っていることはない?」「なにか心配事はある?」など、近況についての会話から導き出せることもたくさんあります。

まずは、親子や家族で気軽に話し合ってみることからスタートしてみるのがよいでしょう。

事前に親御さまと話しておきたい3つのポイント

1. 葬儀の希望や規模

  • 「家族葬がいい」「多くの人に来てもらいたい」
  • 宗教儀式を行うかどうか

2. お墓や納骨の希望

  • 既存のお墓に入るか、新たに建てるか
  • 永代供養や樹木葬の希望はあるか

3. 重要書類やデジタル情報の管理

  • 保険証書・年金手帳・通帳の保管場所
  • スマホのロック解除方法やSNSの管理

喪主の役割とは?

近年、葬儀に参列する機会が減ったことで、葬儀の経験がないまま喪主の役割を果たすことになる方も増えてきています。

親しい家族や限られた人だけで行う家族葬では、喪主が葬儀の全体を取り仕切るケースがほとんどです。ここでは、喪主の役割について解説します。

喪主の主な役割

  • 葬儀社との打ち合わせ・契約
    • 葬儀の規模や形式、費用を相談し、プランを決定。
  • 式の進行確認と挨拶
    • 通夜や告別式での挨拶は短くても構いません。大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。
  • 費用と香典の管理
    • 家族葬では香典を辞退することもありますが、受け取る場合は記録を残しましょう。
  • 法要や納骨の準備
    • 四十九日法要や納骨の手配も、喪主の大切な役割です。

頼れる人が少ない場合は、葬儀社のサポートを活用するのも一つの方法です。

親族、町内会、会社の関係者が葬儀に参列する場合、アドバイスやお手伝いをしてくれる方もいることでしょう。しかし、参列人数の少ない葬儀ではそうしたサポートを頼れる人が少ないこともあります。とくに、兄弟がいない一人っ子の場合は、葬儀のすべてを担うのは大きな負担となります。そうした場合は、葬儀社のスタッフに相談してください。

葬儀社のスタッフに「具体的に何をサポートしてもらえるか」を確認し、任せることで喪主の負担を軽減できます。 少人数だからこそ、形式にとらわれず故人との時間を大切にできるのが家族葬の良さです。

仙台典礼では、喪主様やご遺族の負担を軽減するために幅広いご要望にお応えしています。 ぜひ、お気軽にご相談ください。

まとめ

親の葬儀は、いつ起こるかわからないからこそ不安も大きいものです。
とくに、20代・30代の若い世代の方は「親はまだまだ元気」と万が一のことを思い描く機会も少ないことでしょう。

しかし、残念ながら「ある日突然」ということが起きないとも限りません。

「まだ早い」と思っているうちが、実は準備のチャンスです。
親世代もまだ若く、自分たちでできるうちに準備しておけるからです。子世代は、親のサポートや意志の確認をしておくだけでも備えになります。

仙台典礼では、葬儀についての事前相談も承っています。

親御さんから「終活」や葬儀についてという言葉が出たら、ぜひご家族で事前相談にお越しください。