春彼岸、お墓がまだない方へ|葬儀後の供養はどうすればいい?![]() 春の訪れを感じる頃になると、「春彼岸」を迎えます。 一方で、葬儀を終えたばかりのご家族の中には、「まだお墓が決まっていない」という方も少なくありません。 「お墓がない場合、供養はどうすればいいのだろう」 このようなご相談をいただくこともあります。 そこで今回は、お墓がまだない場合の供養の考え方と、葬儀後に無理なく進めていくためのポイントをご紹介します。 なお、供養の形は宗教によって考え方が異なります。仙台典礼では神式・キリスト教式・無宗教の葬儀にも対応しておりますが、本記事では日本で広く行われている仏式の供養を中心にお話しします。 春彼岸は「供養を考える節目」のひとつです春彼岸は、昼と夜の長さがほぼ同じになる「春分の日」を中日とした前後7日間を指します。古くから、ご先祖様を偲び、感謝の気持ちを伝える期間として大切にされてきました。 「彼岸」とは、仏教において“向こう岸”、すなわち悟りの世界を意味するといわれています。難しく考える必要はありませんが、日常の忙しさの中で少し立ち止まり、故人を想う時間を持つ——そんな機会として受け継がれてきたのです。 ただし、供養の形は一つではありません。必ずお墓参りをしなければならない、というものでもないのです。 葬儀後、まだお墓が決まっていない方は珍しくありません最近では、葬儀後すぐにお墓を建てるご家庭ばかりではなくなっています。
このように考える方が増えているため、「まだ決まっていない」という状況は決して特別なことではありません。 大切なのは、周囲と比べて焦ることではなく、ご家族が納得できる供養の形を見つけることです。 私たちも、「急いで決めなければいけませんか?」というご質問をよくいただきますが、どうぞご安心ください。時間をかけて検討されるご家庭も多くいらっしゃいます。 お墓がなくてもできる供養とは?「供養=お墓参り」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、お墓がなくても故人を偲ぶことはできます。 ![]() 自宅で手を合わせる後飾り祭壇やお位牌の前で手を合わせるだけでも、立派な供養です。春彼岸にはお花や季節の供物をお供えし、静かに故人を思い出す時間を持つとよいでしょう。 形式よりも、「想う気持ち」が何より大切です。 納骨までの流れを知っておく一般的には四十九日の法要に合わせて納骨を行うケースが多いものの、必ずその時期でなければならないわけではありません。 お墓の準備が整うまでご自宅でご遺骨を安置されるご家庭もあり、決して珍しいことではないのです。 「こうしなければならない」という決まりにとらわれすぎず、ご家族の状況に合わせて進めていきましょう。 仏壇は必要?現代の供養のかたち最近では、住環境に合わせたコンパクトな仏壇を選ばれる方も増えています。必ずしも大きなものである必要はなく、無理のない形で整えることが大切です。 豪華さよりも、故人を身近に感じられること。そこに供養の意味があります。 供養のこと、誰に相談すればいいのでしょうか![]() 葬儀が終わると、ほっとする一方で、新たな悩みが出てくることがあります。
こうした供養に関するご相談は、実は葬儀社でもお受けすることができます。 葬儀だけでなく、その後の供養まで見据えて相談できる場所があると、安心につながるのではないでしょうか。 迷われたときは、一人で抱え込まず、遠慮なく相談先を頼っていただければと思います。 てんれい会員の方には、葬儀後の供養もサポートしています![]() 仙台典礼では、てんれい会員の皆様に向けて、葬儀後の供養に関するご相談も承っております。 例えば、
など、それぞれのご家庭に合った形を一緒に考えてまいります。 「何から始めればいいのかわからない」——そんな段階からでも大丈夫です。ご家族が安心して次の一歩を踏み出せるよう、お手伝いさせていただきます。 春彼岸は、これからの供養を考えるきっかけにもなります![]() 春彼岸は、ご先祖様を供養するだけでなく、これからの供養について家族で話し合う良い機会でもあります。 どのように供養していきたいのか。 正解は一つではありません。 大切なのは、故人を想う気持ちと、ご家族が心から納得できることではないでしょうか。 仙台典礼は、葬儀の豪華さではなく「想いの深さ」こそが大切だと考えています。これからの供養についても、その想いに寄り添いながらサポートしてまいります。 まとめお墓がまだ決まっていなくても、供養を行うことはできます。焦る必要はありません。ご家族のペースで、納得できる形を見つけていきましょう。 春彼岸という節目に、静かに手を合わせ、故人を想う時間を持ってみてはいかがでしょうか。 供養について不安や迷いがある際は、どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。 |
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